このアプリについて
R Shiny を使って地域メッシュデータを使うためのWEBアプリ をつくってみました.
地域メッシュ とは,経度・緯度にもとづいて(日本の)地域をほぼ正方形のメッシュに分割したもので,統計データの集計区分としてよく利用されています.
今回つくったアプリは,Rパッケージのjpgrid パッケージの機能の一部を提供しています. このアプリの提供機能は以下の通りです.
市区町村別の地域メッシュデータ生成
メッシュ文字列を含む表データから地域メッシュデータ生成
経度・緯度を含む表データから地域メッシュデータ生成
アプリの提供機能について
市区町村別の地域メッシュデータ生成
総務省統計局の公開する市区町村別メッシュ・コード一覧 から市区町村別のメッシュを取得します.
以下のような手順で市区町村別のメッシュを生成・保存できます.
都道府県を選択(複数選択可)
市区町村を選択(複数選択可)
メッシュサイズ(1 km/10 km/80 kmのいずれか)を選択し「メッシュ表示」を押す
データ形式(GeoPackageまたはCSV)を選択し「ダウンロード」を押す
jpgridパッケージでは,grid_city_2020 データで市区町村別メッシュデータが提供されています.
以下のように,市区町村別メッシュデータを図示することができます.
library (jpgrid)
library (tidyverse)
JGD2011 <- 6668
grid_city_2020 |>
filter (city_name_ja %in% c ("千葉市中央区" , "千葉市花見川区" , "千葉市稲毛区" )) |>
grid_as_sf (crs = 6668 ) |>
ggplot (aes (fill = city_name_ja)) +
geom_sf () +
scale_fill_brewer (palette = "Set2" )
メッシュ文字列を含む表データから地域メッシュデータ生成
以下のような手順でメッシュ文字列を含む表データから地域メッシュを生成・保存できます.
データを選択(CSVまたはExcel)
メッシュ文字列の列名を指定(地点IDも指定可能)し「メッシュ表示」を押す
データ形式(GeoPackageまたはCSV)を選択し「ダウンロード」を押す
jpgridパッケージでは,parse_grid() で文字列から地域メッシュを生成することができます.
経度・緯度を含む表データから地域メッシュデータ生成
同様に,以下の手順で経度・緯度を含む表データから地域メッシュを生成・保存できます.
データを選択(CSVまたはExcel)
経度(X)・緯度(Y)の列名を指定(地点IDも指定可能)し「メッシュ表示」を押す
データ形式(GeoPackageまたはCSV)を選択し「ダウンロード」を押す
jpgridパッケージでは,coords_to_grid() で文字列から地域メッシュを生成することができます.
おわりに
R Shinyで作成した地域メッシュデータのためのWEBアプリについて紹介しました.
WEBアプリの作成に利用したjpgridパッケージでは,このアプリで提供していない様々な機能が提供されています.詳しくは,こちら をご覧ください.
例として,ジオメトリをメッシュに変換するgeometry_to_grid() などがあります.
ぜひ地域メッシュデータの分析にjpgridパッケージも活用してみてください.
japan <- rnaturalearth:: ne_countries (country = "japan" ,
scale = "medium" ,
returnclass = "sf" )
The rnaturalearthdata package needs to be installed.
Installing the rnaturalearthdata package.
Installing package into 'C:/Users/uchid/AppData/Local/R/win-library/4.6'
(as 'lib' is unspecified)
grid_japan <- japan |>
geometry_to_grid ("80km" ) |>
dplyr:: first () |>
grid_as_sf (crs = sf:: st_crs (japan))
japan |>
ggplot () +
geom_sf () +
geom_sf (data = grid_japan,
fill = "transparent" )